株式会社浜双

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風味豊かな初秋の果物。「梨」は夏バテ気味の身体を癒してくれます。

豆知識

梨は、万葉集で詠まれるなど日本で栽培される果物の中でも歴史が古い果物です。和梨は皮の色で「赤梨」と「青梨」の2つに大別されます。赤梨は「新高梨」や「幸水」など皮が茶色いもので、青梨は「二十世紀」のように皮が黄緑色の梨です。和梨の食感は、少々ざらつきがあり、シャリシャリとしています。これはリグニンという成分などからできた石細胞によるものですが、果肉にはみずみずしく甘い果汁がたっぷりと含まれています。皮の表面のザラザラしている斑点は、水分を閉じ込めておくためのコルクのような役割をしていて、この斑点が多い方が美味しい梨です。

見分け方

形はやや扁平気味でお尻がふっくらと広く、果皮にハリとツヤがあり、軸がしっかりと実に付いていてずっしりと重みがあるものを選びましょう。果皮のザラザラした斑点は熟すにつれて減り、食べ頃になるとツルツルになってきます。赤梨の場合は、黄褐色から適度な赤みが出てきたら食べ頃です。青梨の場合は、透明感が出て緑色から少し黄色っぽくなると甘味が出た証拠です。

保存方法

冷暗所で保存する場合は 3~4日、ビニール袋に入れて野菜室で保存すれば7~10日ほどは日持ちしますが、日本の梨は基本的に追熟はしないので、収穫後はなるべく早く食べるのが美味しい食べ方です。
梨は枝側よりもお尻のほうが甘い傾向にあり、また皮に近いほうが糖度が高くなります。

主な種類

幸水
豊水
新高(にいたか)
二十世紀
あきづき(秋月)
新興
南水(なんすい)
長十郎
愛宕(あたご)
にっこり
晩三吉(おくさんきち)