株式会社浜双

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ピーマン

見た目だけではなく、栄養もバラエティー豊かな「ピーマン」です。

豆知識

ピーマンは唐辛子の品種の一つであり、カプサイシンを含まない辛みのない唐辛子になります。唐辛子はコロンブスによって、アメリカ大陸からヨーロッパに伝わり、その後様々な品種が生まれました。その中で辛みがないものをフランス語でピメントと呼ばれるようになり、これがピーマンの語源となっています。
一般的に販売されている緑色のピーマンは、未熟な状態で収穫されたものであり、そのまま収穫せずに成熟させると赤色や黄色、橙色になります。完熟した赤いピーマンのほうが甘味がありますが、完熟するまでに日数がかかるため、効率よく収穫できる緑色のピーマンが多く流通しています。
未成熟の果肉には、独特の青臭さと癖のある苦味があり子供に嫌われてきましたが、現在では果肉が薄くて特有の臭みも抑えられており、栄養価が極めて高いピーマンは健康志向の現在には、うってつけの野菜といえるでしょう。 また、大型で肉厚なパプリカもピーマンの一種です。赤や黄、オレンジなど彩り豊かで甘味があり苦味が少ないのが特徴で、生のままサラダなどにして食べられます。

見分け方

皮にハリとツヤがあり、色が均一で濃く鮮やかなもの、軸の切り口がまだ新しく茶色く変色していないものを選びましょう。また、ふっくらとしていて、持った時に弾力があるものが肉厚で美味しいです。皮にシワがあるものは鮮度が落ちているの避けた方がよいでしょう。

保存方法

ピーマンは種を取り除いてから使います。ヘタの周囲を包丁の先で切り込み、静かに芯ごと引き出すと無駄なく芯が取れます。乱切りなどで使う場合は、縦半分に切ってからヘタの周囲に切り込みを入れて取り除くと良いでしょう。大型ピーマンの皮は硬いので、マリネなどに使う場合は皮を剥いてから調理してください。 ピーマンは加熱する苦味が軽減されて甘味が増すので、苦味が苦手な人はよく加熱した方がよいでしょう。シャキッとした歯ざわりと苦味を味わいたい人は、強火でさっと調理すると風味が損なわれずに仕上がります。

主な種類

緑ピーマン
赤ピーマン
パプリカ
フルーツピーマン