株式会社浜双

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きゅうり

暑くて食欲の出ない夏場の食欲増進に一役買ってくれる「胡瓜」です。

豆知識

「キュウリ」という呼称は、熟すと実が黄色くなることから漢字で「黄瓜」と書かれていたことに由来します。 かつては黄色く熟した実を食べていましたが、完熟すると甘味も少なく味が落ちてしまうため、現在では未熟な緑色のうちに収穫して食べるようになりました。 魅力はみずみずしくパリッとした歯ごたえと独特の風味ですが、胡瓜は全体の90%以上が水分で、ビタミンCやカリウムなどの栄養素が含まれてはいますが含有量は非常に低く、ギネスブックには「世界一カロリーの低い果実」として掲載され、世界的にも、「世界一栄養のない野菜」として知られています。 最近では、胡瓜の表面に出るブルーム(乾燥や病気などから果実を保護するために自然に分泌されている白い物質)が農薬のようだと嫌がられたことから、流通しているものの大部分がブルームレス胡瓜になっています。 夏が旬の胡瓜は、身体を冷やしてくれる野菜なので、夏の火照った体にはぴったりの食材でしょう。

見分け方

皮にハリがありイボがピンととがっていてチクチクするくらいのものが新鮮です。また皮が濃い緑色で果肉が硬くしっかりとしていて持ったときに重みがあり、できるだけ太さが均一のものを選びましょう。 スーパーにはまっすぐに伸びたな胡瓜が並んでいますが、果実が大きく曲がっていても味は変わりません。 最近はあまり見かけませんが、ブルーム胡瓜の場合は全体に白いブルームがついているほうが新鮮です。

保存方法

調理する前に薄い塩水につけておくと、水分が抜けて味がしみこみやすくなります。また、軽く塩を振ってまな板の上で転がす「板ずり」をすると、イボがとれて緑色が鮮やかになり青臭さも抑えられます。 両端の部分には苦味成分が含まれているので、調理する時に端の1cm程度は切り捨てたほうが良いでしょう。胡瓜には「アスコルビナーゼ」というビタミンCを破壊する酵素成分が含まれているので、細かく刻んだりすり下ろしたりすると細胞が壊れて活性化してしまいます。酢を使うか、もしくは加熱すればこれを防ぐことができます。

主な種類

白いぼ胡瓜
ミニ胡瓜
四川胡瓜
いぼなし胡瓜
白胡瓜