株式会社浜双

こちらからお気軽にお問い合わせ下さい。

さつまいも

おかずからお菓子まで様々な調理法で、誰からも好かれる「さつまいも」です。

豆知識

「さつまいも」という名は、琉球地方から薩摩に伝わった芋なので、その伝わった薩摩の名を取って付けられたとされています。塊根(養分を蓄えて肥大した根の部分)が食用部分で、別名に、甘い芋という意味で「甘藷(かんしょ)」、中国から伝わったことから「唐芋(からいも)」、琉球地方から伝わったことから「琉球薯(りゅうきゅういも)」とも呼ばれています。土壌を選ばないことから、各地で栽培されるようになり、デンプンが豊富で、エネルギー源として適しているさつまいもは、飢饉の際や第二次世界大戦中には主食として多くの人の命をつないできたとされています。戦後はデンプンやブドウ糖に加工され、お菓子や焼酎作りの原料として用いられるなど、それぞれの用途に合った専用の品種が栽培されています。 上記の通り、さつまいもの主成分はデンプンですが、ビタミン類、ミネラル類をバランスよく含んでおり、食物繊維が豊富に含まれているのが特徴です。実は、さつまいもは様々な栄養素を含んだ、高機能・低カロリーな食品で、近年、消費者の健康志向が高まるにつれて、さつまいもの良さが再認識されています。

見分け方

全体的にふっくらと太く、皮に張りがあり、色は紅色が均一に色付き持った時にずっしりと重みを感じるものが良いさつまいもです。表面に傷やシミ、シワが無いものを選びましょう。ただし、表面にねっとりとした液が浮き出ているものは蜜が多く糖度が高いといわれています。 ひげ根の多いものは繊維質が多い傾向にあります。また、細いさつまいもは、と太いものに比べて繊維質が多いといわれています。

保存方法

さつまいものアクは皮の下に多いので、少し厚めに皮をむくとよいでしょう。また包丁で切った後は変色を防ぐために水にさらします。 さつまいもは65℃程度で長時間(10分程度)加熱すると、デンプンを糖化する酵素が働いて甘味が増します。一気に加熱するとあまり甘味は強くならないので、糖度を高めたい場合は65度くらいの低温でじっくりと加熱するのがおすすめです。

主な種類

紅あずま
鳴門金時
五郎島金時
安納いも
高系14号